北京冬季オリンピックの開会まであと300日を切った4月10日に、10日間にわたって開かれた氷上競技のテストイベントが閉幕しました。北京冬季オリンピック組織委員会は終了した各種準備作業について全面的に検証を行いました。

　北京冬季オリンピック・パラリンピックの氷上競技計7種目のテストイベントが4月1日から10日まで、北京にある5つの競技場で行われました。今回のテストは、競技場施設、試合運営、競技場の運行、指揮体系、感染症の予防コントロールという五つの面に焦点を絞って行われました。

　5競技場のうち、世界最先端で、環境にも最もやさしい製氷技術を採用した国家スピードスケート館は、今回初めて実戦による検証を受けました。

　これ以外の4競技場はすべて、2008年北京オリンピックの競技場です。中でも、カーリングと車椅子カーリングの二種目の試合が行われる国家水泳センターである「氷立方」は、夏大会から冬大会への転換だけでなく、冬季オリンピックから冬季パラリンピックへの転換も終えなければなりません。

　このほかには、テストイベントには登録、スポーツ展示、授賞、生中継など多くの専門的な内容も加わって行われたということです。（Mou、Yan）