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 四川省の中心地・成都の都江堰市はパンダの故郷のみならず、多くの美食がそろった町でもあります。都江堰を訪れる観光客は名所旧跡を楽しむだけでなく、現地の風土・人情を感じ、特色ある美食を思う存分味わうこともできます。

灌県白果鶏の煮込み

 「灌県白果鶏の煮込み」は灌県で採れたギンナンを入れた鶏の煮込みで、2千年以上の歴史をもつ一品です。おいしいだけでなく、薬効や栄養価も高く、1980年代には「青城四絶」(地元で最も素晴らしい料理4品)の一つに選ばれました。

青城老腊肉

 「青城老腊肉」は塩や醤油などで漬けた加工肉で、千年以上の歴史を持つ、都江堰市青城山を代表する伝統食品であり名物料理です。この料理の製造技術は長い歴史を持ち、味が美味しく、保存期間が長いなどの特徴があります。

鐘鴨子

 「鐘鴨子」は鐘子和という人が独創的な方法で調理したアヒル料理です。鐘子和は清代の末に灌県大観街に屋台を出し、その屋号が鐘鴨子でした。「鐘鴨子」は皮が甘く肉が香ばしく、食べた後も後味が長く残ります。

青城泡菜

 「青城泡菜」は千年以上の歴史があり、1980年代に「青城四絶」の一つに選ばれました。唐辛子、大根、タケノコ、ショウガなどの新鮮な野菜を主材料とし、一定の比率で湧水や食塩を入れて作ります。色が鮮やかで、シャキシャキとした食感が楽しめます。(Mou、坂下)

記者:編集:崔煜

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