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 新型コロナウイルス感染症のダメージを受けている日本の映画やテレビ業界が、中国市場への進出に乗り出し、新しい進路を探し続けています。

 緊急事態宣言で、日本の映画館と劇場は、完全に休業または営業時間を午後8時までに短縮するなどの措置が取られています。去年の興行収入は前の年に比べて45%減少し、映画ファンの人数は50%以上減り、映画やテレビシリーズの制作が中断され、従業員の収入が激減しています。そんな中、中国市場に目を向け、進出を図る業界関係者が少なくないようです。

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 日本人俳優・松重豊さんは、「孤独のグルメ」を主演したことで、中国の観客によく知られていて、松重さんの書いた本がこのほど中国語に翻訳・出版されました。これについて、松重さんはインタビューで「「ちょうど去年の1月も上海にいたし、中国というのが僕の中でも非常に(大きくなっている)。本当に僕の出ている作品を受け入れて頂いたというありがたい気持ちだ」と伝えました。

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 松重さんは近年、中国市場の明るい見通しに期待し、両国共同制作の映画やテレビ番組に出演し、中国のソーシャルプラットフォームにアカウントを開設しました。また、中国の感染症の抑え込みや映画産業の活動再開を高く評価し、「本当に今コロナで欲求不満が貯まっているけれども、もっともっと1年にパスポートのはんこがもう埋まっちゃったよというぐらい行き来をしてお仕事をしたいという思いだ」と、中国との協力に期待を寄せました。(Lin、CK)

作者:編集:崔煜

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