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寧夏賀蘭山東麓の葡萄畑

 寧夏ホイ族自治区賀蘭山東麓のワイン生産エリアは中国最大のシャトーワイン生産地帯です。現在、ワイン生産用のブドウの栽培面積は3万3333ヘクタールに達し、全国の1/4を占めています。ワイン製造のシャトーは211軒あり、年間で1億3千万本のワインが生産されています。これまでに50数軒のシャトーのワインが「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」などの著名な国際ワインコンクールで1千もの金賞を受賞しています。

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寧夏産ワインを称賛する在中国フランス大使(右端)

 5月27日、寧夏国家ブドウ及びワイン産業開放発展総合試験区(略称は総試区)が国務院の認可を得て設立されました。計画面積は502平方キロメートルで、寧夏ホイ族自治区の首府である銀川市や呉忠市などの6つの県にまたがり、ブドウの優良品種の苗木や栽培技術の導入、財産権による融資、人材育成などが試みられるほか、国際標準とのマッチング、黄河灘生態保護、その他の産業との融合などで革新が行われます。

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金賞に輝いた寧夏産ワイン

 8日、寧夏ホイ族自治区、農業農村部、工業情報化部が合同で北京で記者会見を開き、総試区の設立状況と建設の全体計画を紹介しました。総試区はさしあたり全国で初の特色ある産業(ワイン)を対象とした開放発展総合試験区です。寧夏は国から与えられた優遇政策を利用して、全国の高品質ワイン醸造用ブドウの栽培と育種の拠点、中高級シャトーワイン生産拠点を立ち上げ、世界的に名が知られる寧夏ワインのブランドを樹立し、世界レベルのワイン品評会を誘致・開催し、5年をかけて、累計総合生産額1兆7120億円に達するブドウ及びワイン産業パークを作り上げるとのことです。(取材:任春生)

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作者:編集:崔煜

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