北京冬季オリンピック・パラリンピッが開催された北京エリア、延慶エリア、張家口エリアに設けられた選手村3カ所が16日、いずれも閉村しました。

　選手村はいずれも、計画に基づいて改造されます。北京エリアの選手村の居住区は首都である北京市の都市戦略的位置づけに合致する人材向けの賃貸住宅になります。付設された広場は飲食店、娯楽施設、小売店が一体化したショッピングセンターに改造されます。延慶エリアの選手村はリゾートホテルに、張家口エリアの選手村は療養地として生まれ変わり、五輪施設の「利用可能、経営可能、持続可能」の目標を実現します。

　大会で使用された各競技場も、早期開放のための準備が進められています。一部の競技場はメーデーまでに開放する計画です。うち、国家速滑館（国家スピードスケートオーバル）は2000人が同時にスケートを楽しめる施設になり、国家バイアスロンセンターは青少年のスキー訓練の基地になります。首鋼園（パーク）は北京冬季オリンピック公園として再公開されます。（玉華、鈴木）