“开卷有益 (kāi juàn yǒu yì )”とは、書物を開けば、それが有益なものとのことであり(「巻」とは「書巻」のこと)、出典は『渑水燕談録』である。
北宋の太宗は千巻あまり、約500万字の百科事典的な書物『太平御覧』を毎日3巻読み、厳冬の季節も怠けず読み続けた。それに対し、大臣たちは皆太宗にあまり疲れず、体を大切にするようと忠告したが、太宗は「私は書物を開けば、それが有益なものだと感じられ、まったく疲れを感じない。」と言った。
「开卷有益」は人々にたくさん本を読むことを励ますの時に用いられる。