10月9日は「世界郵便デー」。今年のテーマは「郵便が地球を守る」です。中国の郵便事業はこの10年で歴史的な成果を収め、年間配達業務量が千億件を超え、年間配達収入は1兆元(約20兆円)に上る新たな段階に入りました。農村部の村々にも直接郵便が届けられ、世界で最も円滑で、最も規模が大きく、受益者数が最も多い郵便配達ネットワークが構築されました。
国家郵政局によりますと、中国では環境に優しい理念に適応した法律、基準、政策体系の整備を積極的に促し、郵送物の包装の減量化、標準化、リサイクルの推進を加速させています。今年末までには基準を満たす包装材料の購入使用率が90%、規範的な包装が90%に達し、さらにリサイクル利用が可能な宅配ボックスは1000万個になり、回収する段ボール箱は7億個に上る見込みです。
このほか、国家郵政局がまとめたデータによりますと、今年9月現在、全国の農村部の村々では宅配サービスのカバー率は80%を超えています。農村市場は業務の新たな成長ポイントとなり、農村部の消費の潜在力は絶えず解き放たれています。また、9月までの段階で、各地で農産物の電子商取引イベントが開催され、「宅配企業+政府+業者」の協力モデルを通じて、郵便宅配業務量の増加を効果的に促しました。(Mou、星)