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 北京と雄安を結ぶ都市間高速鉄道の雄安駅では、建物屋上に設置された分散型太陽光発電施設のこれまでの発電量が累計1000万キロワット時を突破しました。

 雄安駅屋上には計4万2000平方メートルに達する多結晶シリコン太陽光発電モジュールが1万7700枚据え付けらえています。発電施設としての総容量は6000キロワットです。発電施設は駅だけでなく、送電網を通じて外部にも電力を供給しています。外部への送電は2020年12月に正式に始まりました。

 同発電施設は雄安駅に年間580万キロワット時のクリーン電気エネルギーを供給することができ、火力発電と比較して石炭消費量を1800トン削減でき、二酸化炭素排出量を4500トン削減できます。二酸化炭素削減効果は、12ヘクタールの植林に相当するとのことです。また、1日当たりの最高発電量は1万7000キロワット時で、電力消費は主に同駅の空調や送風機、照明、エレベーターなどの設備のために使われています。(ミン・イヒョウ、鈴木)

記者:編集:崔煜

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