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 中国で7日、2022年の全国統一大学入学試験「普通高等学校招生全国統一考試」(高考)が始まりました。教育部のまとめによりますと、今年の受験者数は昨年より115万人増の1193万人で、試験教室は33万カ所設けられています。新型コロナウイルス感染症の予防・抑制状況に基づき、上海市では7月7~9日に延期されました。 

 常態化した感染症予防・抑制の下、防疫に万全を期することが依然として、大学入試管理活動における重要な一環です。北京市は通常の試験場に加えて予備の試験場と試験教室を設け、「封控区(封鎖エリア)」の受験者は1人1室、「管控区(管理エリア)」の受験者は2メートル以上の間隔を空ける対策を取っています。遼寧省丹東市は受験者専用の公共バスを運行し、受験者はコミュニティーから発行された通行証明書を持参して乗車します。天津市は「病院試験場」「隔離試験場」「独立試験場」などを設けるとともに、受験者がアルコール除菌ティッシュなどの個人防護用品を試験場へ持ち込むことを認めるなどの対策を取っています。(朱、柳川) 

記者:編集:崔煜

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