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 15日午前1時ごろ、係留式エアロスタット「極目1号」Ⅲ型が標高4270メートルの地点にある中国科学院チョモランマステーション近くの発射場から離陸しました。午前4時40分、エアロスタットは上昇距離が4762メートルに達し、標高9032メートルの大気科学観測の世界記録を達成しました。

係留式エアロスタット「極目1号」3型(5月12日撮影)

上昇準備中の15日の「極目1号」

 極目1号は中国の自主研究開発による係留式エアロスタットです。上空で計測した科学観測データは区域の水循環の研究と追跡、地上と空中の大気と水の変化の観測に用いられるということです。(殷、星)

記者:編集:崔煜

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