第19回アジア大会（杭州）組織委員会は8日午前、オンラインでアジア大会史上初の動くスポーツピクトグラムを発表しました。

　杭州アジア大会組織委員会はこれまでに発表された40競技、61種目のピクトグラムに加え、アジア大会史上初の動くスポーツピクトグラムを発表しました。動くスポーツピクトグラムは杭州アジア大会のメインイメージカラー、融合とだんらんを象徴するレインボーパープルを使い、スポーツピクトグラムの機能性をベースに、モーションキャプチャとゲームエンジンをデザインのコア技術として取り入れています。BGMは江南地方に伝わる民間音楽である「江南糸竹」に太鼓を溶け込ませ、江南水郷の趣とスポーツ競技の力を融合させています。

　杭州アジア大会の動くスポーツピクトグラムは、競技会場の標識やメディアの中継、都市景観、メディアコンバージェンス（CM、SNS、ネット広告など、ユーザーとのさまざまなコミュニケーション手段をうまく結びつけ、成果を最大化させること）による普及活動などの分野で広く活用されます。（ヒガシ、柳川）