「わらを肉へ」及び１千万頭肉牛プロジェクトを実施して以来、政策誘導と市場牽引の下で、延辺州の肉牛産業の発展の勢いは強い。統計によると、延辺州の肉牛飼育総量は65.44万頭、飼育中は47.90万頭、出荷は17.54万頭、繁殖可能な雌牛飼育は24.67万頭だった。

延辺黄牛産業の発展、優良品種の繁殖及び肉牛基礎雌牛の拡大、金融保険などの「わらを肉へ」プロジェクト産業の扶助政策を通じて、延辺州は中小養殖業者の規模化養殖の発展を奨励し、既存の規模養殖場の規模拡大を支持し、農家、貧困脱却世帯の増収を牽引した。肉牛養殖の大県、大鎮、大村の発展の基礎的優位性を頼りにして、現在、延辺州では飼育量は１万頭以上の郷（鎮）が20カ所、１千頭以上の村が172カ所、50頭以上の養殖農家が1394、50-500頭の養殖場が368カ所、501-1000頭の養殖場が19カ所をそれぞれ育成した。

延辺州委員会、州政府は「わらを肉へ」及び１千万頭肉牛プロジェクト指導グループと専門家委員会を設立し、「肉牛（延辺黄牛）産業発展を支持する延辺州政策措置13条（暫定）」「延辺黄牛保護区の画定に関する延辺州の決定」などの重要政策を公布し、肉牛産業の質の高い発展を導いた。また、延辺州は肉牛産業プロジェクトをリードとして、新規プロジェクト17件を発展させ、その中に特別債務プロジェクト3件、重点建設プロジェクト14件で、すでに12.39億元の投資を完了し、東部産業クラスタープロジェクト17件、26.24億元の投資を積極的に計画し、延辺黄牛産業に対するプロジェクトの役割発揮に力を入れる。

良種繁殖で、延辺州は延辺黄牛品種の保護と選択育成の向上に力を入れ、延辺黄牛の核心育種場の規模は2000頭に達した。現在、延辺州には国家級保種、育種企業が3社、国家級種雄牛ステーションが1社、省級核心保種、育種企業が2社あり、全国でリードしている。肉牛の保険は飼育量の34.53%を占め、全省の上位に位置している。