武功山金頂の美しい日没
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の公式サイトによりますと、中国の武功山が世界ジオパークの候補地に選出されました。これにより、中国の候補地は二つになりました。
武功山地質公園は江西省西部の萍郷、宜春、吉安3市の境界付近に位置し、湖南省と江西省の自然境界線をなす羅霄山脈の北にあって、面積は約1470平方キロです。公園はドーム状の構造の中に低緯度の花崗岩が広がる高山上の大草原、花崗岩の峰々、Z字形の滝群、環状に連なる数々の温泉などを擁する地質・地形の景観で世界に知られています。
武功山は2005年9月19日に国家地質公園に認定されてから、受け入れ施設の整備に力を入れ、観光産業の開発に注力して現地の経済発展を促進しました。そして、2020年1月に、中国がユネスコに申請した世界ジオパークの候補地の一つになっていました。(閣、坂下)