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 現地時間20日、国際鉄道技術専門見本市InnoTrans 2022がドイツ・ベルリンで開幕しました。この日、中国が自主的な知的財産権を持つ時速600キロの高速磁気浮上交通システムが欧州に初登場し、注目を集めています。

 時速600キロの高速磁気浮上交通システムは2021年に中国山東省青島市で公開されました。現在、実現可能な最も速い地上交通機関であり、世界で初めて設計時速が600キロに達した高速磁気浮上交通システムでもあります。このシステムは故障の予測や健康管理システムおよび災害警報案を備え、自動的な運転やリアルタイムの監視、自動警報、遠隔意思決定など一体化した知能的な案を実現することができます。

 見本市を訪れたトリポン・グオルグさんは、「この技術は深い印象を与えてくれた。飛行機の強力なライバルになるだろう」と感想を語りました。磁気浮上交通システムは快適さ、速度、安全性などの面で優位性を持っています。

 ここ数年、グリーン・環境保護、省エネで高い効率を持つ軌道交通輸送装備の研究と開発は時代の流れになっています。欧州連合(EU)の交通責任者は開幕式で、「中国からの企業が水素エネルギーの利用や機関車の低排出、コア部品の高効率利用などの面でグリーン技術を展示した」と説明しました。(藍、野谷)

記者:編集:崔煜

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