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邢海明駐韓国中国大使(右から2人目)

 今年は中国と韓国の国交樹立30周年に当たります。邢海明駐韓国中国大使は、中韓国交樹立や韓国駐在中国大使館の設立に参加し、これまでに4回の韓国駐在経験があります。両国関係の発展を見守ってきた体験者として、邢大使は中韓国交樹立30年を振り返り、今後の協力がより緊密になるよう期待を寄せました。

 邢大使は、「中国と韓国は隣国であり、両国国民の友好往来は数千年にわたって続き、相互学習について多くの美談がある。これらは今日の両国の友好協力が好調に進む絆であり、原動力でもある」と述べました。

 また、「いま、両国の貿易額は毎年3600億ドルを超え、相互投資額は2500億ドルに上り、人的往来は新型コロナ感染症発生前では1千万人の大台を突破した。両国の協力は二国間の範囲を超え、地域や世界の平和と安定、繁栄に重要な役割を果たしている」と高く評価しました。

 邢大使はまた、「今日の中韓関係はより成熟、より自主的、より穏やかになっており、より大きな活力に満ちている」と述べ、「未来に向けて、両国は二国間経済貿易の協力を拡大し、グローバル産業チェーンの安定維持や国際の公平と正義を守る上で、大きな共通利益を持っている。半導体、ビッグデータ、人工知能などの分野で幅広い協力の場に恵まれている」と示し、両国の協力と発展に大きな期待を寄せました。(Lin、星)

記者:編集:崔煜

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