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 韓国成均館大学の成均中国研究所と在韓国中国大使館が共催する「中国共産党創立百周年と中国の発展シンポジウム」が24日、ソウルで開催されました。シンポジウムには韓国の李寿成元国務総理、成均中国研究所の李熙玉所長、及び著名な大学の専門家や学者らが出席しました。

 今回のシンポジウムは「中国共産党創立百周年と中国の発展」がテーマで、出席したゲストたちは中国共産党の百年の道のりと、中国共産党が国民をリードして中国の発展を実現した歴史を振り返ると共に、韓国と中国の政党間の交流についてもコメントを加え、両国関係の発展が直面するチャンスと課題について意見を交換しました。

 韓国の李寿成元国務総理はあいさつに立ち、「韓中両国は数千年の歴史と文化を共有する近隣であり、双方の関係は非常に密接で、利益は深く絡み合い、国民間の友情は人々の心に深く根ざしている。両国関係の歴史的な発展は双方に実際の利益をもたらしただけでなく、地域ひいては世界の平和と安定維持に大きく貢献し、中国は中国共産党の指導の下で、いっそうの発展を遂げられると信じている。今後の両国関係がますます素晴らしいものになることを望んでいる」と述べました。

 成均中国研究所の李熙玉所長はあいさつの中で、「中国共産党は『実事求是(じつじきゅうぜ:事実の実証に基づいて、物事の真理を追求すること)』、『実践は真理を検証する唯一の基準だ』などのガバナンス理念によって中国をリードし、貧困から抜本的に脱却させ、巨大な経済的成果を収めた」と指摘しました。(玉華、坂下)

作者:編集:崔煜

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