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 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)2022年調整者会議第2回会議が12日から13日にかけてオンラインで開催されました。中国側の調整者を務める外交部の馬朝旭副部長は会議後、メディアに関連の状況を説明しました。

 馬副部長は、「現在の情勢の下でBRICSがどのような協力成果を収めるか、どのようなシグナルを発信するかはBRICS自身にとって非常に重要であるだけでなく、世界の平和と発展プロセスにも奥深い影響をもたらすだろう。中国はその他のBRICSメンバー国と共に、『ハイクオリティーのパートナー関係を構築し、グローバルな発展の新時代を作り上げる』というテーマをめぐり、共同で新しい発展のチャンスを把握し、新たな課題に対応し、より全面的で緊密、実務的、包括的なパートナー関係の構築によってより強くて、グリーンで健全なグローバルな発展を実現させていきたい」と述べました。

 馬副部長によりますと、現在、5カ国は多国間貿易体制と世界貿易機関(WTO)の改革に関する共同声明を検討しており、デジタル経済、産業チェーンとサプライチェーン、持続可能な発展などの協力文書の作成について共通認識に達しました。

 今回の会議はBRICS第14回首脳会議の準備段階で開催されたもので、5カ国の戦略協力を深め、各分野での協力を全面的に推進することを目指しています。(玉華、野谷)

記者:編集:崔煜

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