トップ>文化

 「イオン杯」第14回多言語全国通訳コンテストが23日、北京市内の北京第二外国語学院で開かれました。今回の通訳コンテストには日本語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、朝鮮(韓国)語、スペイン語、アラビア語の7つの言語が含まれています。コンテストは半年にわたって行われました。国内外の92の大学から194人がオンラインで行われた初戦に参加し、最終的に115人が決勝に進出しました。

多言語全国通訳コンテスト、北京で開催

 決勝では、同時通訳部門で西安交通大学の学生が1等賞、上海外国語大学と北京第二外国語学院の学生それぞれ1人が2等賞、北京外国語大学、中国社会科学院大学、広東外語外貿大学の学生それぞれ1人が3等賞を受賞しました。逐次通訳部門では、北京外国語大学の学生が1等賞、広東外語外貿大学と上海復旦大学の学生それぞれ1人が2等賞、北京第二外国語学院、西安交通大学、北京語言大学の学生それぞれ1人が3等賞を受賞しました。

多言語全国通訳コンテスト、北京で開催

 新型コロナウイルスの予防・抑制活動が常態化している中、コンテストは去年と同様にオンラインとオフラインの形式で同時に行われ、ネット中継され、全国各地の大学の教師や学生、観客らが同時にオンラインで視聴しました。

 北京第二外国語学院副院長の程維教授は、このプラットフォームを通じて広く交流し、経験を分かち合い、手を携えて翻訳事業の美しい未来を作り上げてほしいと期待を示しました。

多言語全国通訳コンテスト、北京で開催

 中国翻訳協会の王剛毅秘書長は、「全国通訳大会のプラットフォームを通じて、新しい人材を育成し、文化交流をさらに推進していくよう希望する」と述べました。

 イオン1%クラブの森美樹理事長は、「参加者らが中日間の友好の懸け橋をつくり、アジア地域の平和に貢献するよう願っている」と述べました。

 なお、全国多言語通訳コンテストは北京第二外国語学院と中国翻訳協会が共に作った権威ある英語以外の外国語通訳コンテストブランドとなっており、国内外からの言語数および参加者が最も多く、規模と影響力が最も大きく、参加者のレベルが最も高いとされています。(藍、藤井)


記者:編集:崔煜

関連ニュース