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 第5陣の国家級無形文化遺産の代表的項目リストがこのほど発表され、武漢市江岸区が申請した中薬炮製(漢派彭銀亭中薬炮製技芸)が指定されました。

 中薬炮製は、中国の特色のある伝統的な製薬技術です。漢派彭銀亭中薬炮製技芸は、明の嘉靖帝の時代に始まり、今日まで伝承されてきた特色のある製薬技芸です。彭銀亭氏はその代表的な人物で、「生薬を徹底的に使用し、生薬でないものは使用しない」を主な方針としています。

 漢派彭銀亭中薬炮製技芸の省級伝承者である張義生氏によりますと、「彭銀亭中薬炮製の最も顕著な特徴は、原産品の使用、丁寧な選別や識別、独特な切り方と製法」にあります。

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製薬中の張義生氏

 張氏は2002年、当時89歳と高齢だった彭氏の門下生となりました。張氏は、彭氏が建てた炮製室を、生産、教育、研究、応用を結合させた中薬炮製センターへと発展させました。(閣、柳川) 

作者:編集:崔煜

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