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千秋此意(千秋此の意)

中国彩虹網 ·2021-07-06

     千秋此意(千秋此の意)

     作詞:乗物遊心

   作曲:瀟夢臨

演唱:司夏

*1

我曾借明月当头

私は月明かりを借り

寻得某个人 点漆眼眸

ある人を探して瞳を漆黒につけてくれます

相对落座山口 无茶亦无酒

向かい合って峠に座り、 お茶もお酒も持ってありません

他含笑说些春秋

彼は笑みを浮かべて春秋を語り

奉与这一生 微澜缘由

この一生の所縁を教えてくれました

低眉抛置枯愁 江海行扁舟

目を伏せ悲しみを捨てて、江海に小舟を進めます

高处风情万种 衣角都辉荣

高いところには魅力と栄光が詰まり、衣の裾まで輝きます

最终不过多添个失意面孔

だが最終的には失意の顔を増やすだけです

你是山下兰芽 梦遍西风白发

あなたは山の下の蘭の蕾で、西風や白髪を夢見ています

萧瑟年月赏作温柔晚霞

蕭条たる年月に優しい夕焼けとして賞します

枕些无主杨花 趁着倦意睡下

主のいない柳の花を枕にして、疲れたうちに寝て

千里外应有 天星清辉满洒

千里離れた所には、星の輝きがこぼれています

你是飞鸿雪花 写遍倦客思家

あなたは空ゆく飛鴻や雪の華、疲れた旅人が家を思うことを書いたが、

萧瑟年月多少书信不达

蕭条たる年月に届かなかった手紙がいくらあるのです

偶遇风波故人 向来擦肩无话

偶々風波があった人と会い、いつも何も言わずにすれ違い

后来无谁看 东栏新雪梅花

その後、東欄の新雪や梅をみる人がいなくなりました


*2

待中宵风露渐浓

中夜の風が強くなり露霜が凝結するとき

他复又提起 微芒灯笼

彼は再び微かに光っていた提灯を持ち上げました

而我未曾挽留 垂眸一拱手

私は引き止めず、目を伏せて拝礼しました

敬揖造化赠我 这人间相逢

この世で巡り会うことを感謝し

转身竹杖芒鞋与烟雨相拥

振り向いて竹の杖と草鞋の姿で降る雨に身をまかせます

*你是千岁闲暇 无须悲欢作答

あなたは閑暇な千歳で、悲しみや喜びに答える必要はありません

萧瑟年月也作锦上添花

蕭条たる年月にも錦上添花とします

来饰杯身青纹 悠闲生火烹茶

カップの青模様を飾り、ゆっくり火をおこしてお茶を煮出し

将千里行云 一并痛快饮下

千里の行雲をいっせいに飲み尽くします

你是柴门冬夏 也曾高轩风雅

あなたは柴門の冬と夏、嘗て高雅な存在でもあり

萧瑟年月催人多习潇洒

蕭条たる年月は人を洒脱させます

料峭春风吹醒 悠长诗酒生涯

うすら寒い春風に吹かれて目を覚まし、長い詩と酒の生涯を送り

一梦任江山 胜过白马*

夢には江山が軽舟や白馬にまさります

(*繰り返し)

作者:編集:崔煜

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