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  広州市の都市管理と総合法執行局は1日、「広州市生ごみ管理方法」がこのほど正式に公布されたことを確認しました。この「方法」によって生ごみの排出、収集、輸送、処理を規範化し、行政管理部門の職能分業を一層明確にし、広州市で生ごみを単独で出し、統一収集し、決まった場所での集中処理活動を推進することに法制的保障が提供されました。

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 一般的生ごみ、有料で処理

 この「方法」は飲食サービス、集団食事配送などの活動をする会社や個人に適用されており、食品生産、加工企業は含まれません。

 「方法」によりますと、生ごみには一般的な生ごみと食用油の廃油が含まれるとされています。一般的な生ごみはレストランや台所からの残飯、食物加工で出た廃棄物と期限切れの食品です。生ごみを出す者は広州市生活ごみ処理費徴収基準によって処理費を納めなければなりません。また、飲食業者による「地溝油」(不衛生な再生食用油)の使用を厳しく禁じます。

 「方法」では、未処理あるいは加工処理を経た後も品質基準に合わない廃棄食用油脂は広州市から運び出してはいけないと規定されています。廃棄食用油脂の資源化処理の基準を定め、飲食業者がこうした油脂を使うことを根絶します。また、特別許可を受けた企業が廃棄食用油脂を化学工業製品として加工し、バイオディーゼル、洗剤と石けん、オレイン酸、ステアリン酸とグリセリン、コンクリート製品の離型剤、リチウムグリースなどの製品を生産することを奨励します。


 生ごみ処理の費用

 広州市都市管理と総合法執行局の関係者によりますと、「広州市生活ごみ分類管理条例」で生ごみは生活ごみの1種に分類され、広州市の非居住者の生ごみは現在、生活ごみの料金基準に基づき、0.3立方メートル当たり13.5元(約240円)が求められます。

 また、「方法」は処罰条項を明確にしました。家畜と家禽産業者が無害化処理されていない生ごみを利用して家畜や家禽などを飼う、生ごみを出す場合に単独で分別せず、密閉して保管しない、収集運搬部門が収集運搬中に分類されるべきものを混ぜて収集運搬し、あるいは途中で生ごみや汚水を落とすという行為に対して法律・法規に基づいて処罰することになります。(Mou、浅野)

記者:編集:崔煜

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