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 中国では「端午節」のことを別名、「粽祭り」と言います。今年の「粽祭り」の連休中、大連や上海の動物園では、園内の動物たちのために特製の粽を作る企画が行われました。

 東北部遼寧省の大連市森林動物園では、飼育員たちがキンシコウのために、大好物の人参、リンゴ、大根、ナス、棗、ピーナツなどを詰め込んだ粽を、タンチョウヅルのためには20種類の野菜、果物、魚介類と卵などを包んだ粽を作って餌として与えました。具材を包んだ笹の葉を素早く剥いてから食べる動物たちの器用さに、多くの観光客が驚いていました。

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 また、上海の海昌海洋公園では、北極熊が卵、トウモロコシ、サバをオーブンで焼いて出来上がったスポンジケーキ風の特製粽を頬張っていました。

 このほか、カバのためのスイカや果物などを包んだ粽、狐属のフェネックのための牛肉や卵で作った粽も作られ、スタッフの指導の下、観光客が期間限定の餌付け体験にも参加して、動物たちとともに「粽祭り」を過ごしました。 (Yan、CK)


作者:編集:崔煜

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