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 中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した「第49回中国インターネット発展状況報告書」によりますと、2021年12月現在、中国のフードデリバリーサービス利用者は5億4400万人に達しました。

 この状況を踏まえ、北京市市場監督管理局は「フードデリバリーサービス安全管理規定」を発表し、新しい関連規定を1日から実施しました。

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 規定は改めて食品の容器にふたをする、またはシールで封をすることを強調し、途中で開けてはいけないと定めています。

 この他、飲食サービス業者は食品の出来上がる時間や賞味期限などの情報を提供すべきであること、調理の際は同じオーダーの食品を同時に仕上げるよう工夫すること、同時にできない場合は、合理的な手順で調理することなどがあります。また、長持ちする食品を先に調理し、完成後は直ちに配達すること、長持ちしない食品の保存は1時間以内にし、保存温度は保温の場合が60度以上、冷蔵の場合は8度以下に保つことなどが定められています。

 また、食品ロスを減らすため、飲食業者は料理の写真や価格、量、サイズ、お勧め利用人数などの情報を真実かつ正しく表示しなければなりません。そして、ウェブサイトの適切な位置に「食糧を節約」、「注文は適量で」などの注意事項を載せるよう求められています。(閣、野谷)

記者:編集:崔煜

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