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長春市重慶路「真不同」支店(撮影:張揚)

 朝3時、多くの人がまだ睡眠中だが、長春市永春路にある百年老舗の「真不同」のスタッフは、すでに豚肉の醤油煮付け、小籠包などお料理の用意を始めている。

 長春の市民にとって、百年経ってもハイレベルを保っている「真不同」は単に一軒のレストランだけではなく、故郷への想いを寄せるランドマークにもなる。2019年に四代目の李芳が正式的にお店を継ぎ、「伝統な味」を守る同時に、「新しい味」の研究にも力を入れている。李芳によれば、まずは品質を確保すること、その後は販売量を考える。しっかり伝統的なブランドの企業文化と価値観を守りながら、「ふるい」ブランドの「新しい」価値を向上する。

 若者の好みに合わせて消費者の新しいニーズを把握し、「真不同」はしびれて香ばしい味のお惣菜、吊り炉焼き物、濃厚な出汁が入った小籠包などを発売し始め、顧客から好評された。ある共同購入のネットショップサイトが統計したデータによると、数ヶ月間以来、東北料理の販売量、人気度において上位に入り、テイクアウト量は月間一万件を超えている。新製品の発売が著しい効果をもたらしている。

 去年の4月から、「真不同」は京東、タオバオにてネットショップを登録し、新しい販売ツールを切り開いた。また、高級レストランから20年以上の小籠包作りの経験があるチーフを引き入れ、専門的なマーケティングチームを立ち上げた。全国市場に向けて十分に準備している。

 百年の経験を持つ吉林料理の代表として、20世紀80年代に、「真不同」の豚肉の醤油煮付け、燻肉など40品の醤油煮付け料理が「吉林メニュー・長春名料理銘菓集」に載せられ、「中国名食百科」に収録されている。創業して124年以来、四代の店主が品質第一の理念を堅持し、精進して新味を創り出してきた。

(翻訳:中国彩虹網)

作者:李奔編集:崔煜

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