四川省の省都・成都市はこのほど、省内にあるイチョウの古木をリスト化した「天府十大古イチョウ」を発表しました。都江堰市からは、青城山の天師洞イチョウ、離堆公園の張松イチョウ、聚源鎮導江村のイチョウの3本が選ばれました。
青城山の天師洞イチョウ
3本の中で最高齢は青城山の天師洞イチョウで、樹齢1900年余り。25平方メートルの敷地を占めるこのイチョウは高さ約50メートル。幹を抱えるには5、6人が手をつながなければなりません。
張松イチョウ
張松イチョウは、都江堰景勝地内の離堆公園にあり、樹齢は1700年余り。「張松」という名前は、三国時代、劉璋の配下だった張松が植えたことからきています。張松イチョウは同公園最大の宝物とされ、その価値は計り知れません。
聚源鎮導江村のイチョウ
聚源鎮導江村にあるイチョウの古木は樹齢1400年余り。雄と雌の2本が合体して1本になったと言い伝えられています。(朱、柳川)