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 北京の郊外では桃、アンズ、桜、梨、オウバイ、ベニバスモモ、オオアラセイトウ、野生ツツジの花などが咲き誇り、花見に訪れる市民を待ち構えています。

 北京市北東郊外の平谷区では桃の栽培が盛んで、世界で最も広い桃の果樹園が形成されています。区内のほぼすべての村で桃が栽培されているため、野原や山や谷、湖畔など至るところで桃の木が見られます。毎年4月には22万ムー(約1万4666ヘクタール)もの広さで桃の花が満開となり、たとえようのない壮大な美が出現します。平谷区では今、23回目となる桃の花祭りが開催されています。

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漢服(中国伝統服)を身にまとった観光客が梨の木の下で囲碁の対局

 北京市の南の郊外である房山区史家営郷では、山道沿いに植えられた数万本のアンズの花が満開期を迎えています。スイカの里と呼ばれる大興区龐各荘では美味しいスイカが採れる畑だけでなく、荘内の梨花村に1万ムー(約666ヘクタール)もの広さの梨園があります。4月8日には龐各荘鎮第28回梨の花観光文化祭が開幕しました。観光客は美しい景色を鑑賞したり美味しいものを食べるだけでなく、田園地帯に宿泊して現地の文化に触れる体験もできます。

 永定河のほとりに位置する大興区北蔵村鎮の「緑の港」では、56種類100万本のチューリップの花がまもなく最盛期を迎えます。現地では4月17日から5月4日までの18日間にわたりチューリップ芸術文化祭が開催されます。観光客は花を鑑賞するだけでなく、林の中でキャンプをしたり、特色ある美食を味わうことができます。(閣、鈴木)

作者:編集:崔煜

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